台湾珈琲巡り再び~1日目 桃園空港到着

2023年11月現在、

小樽ー新千歳空港間のJR運賃は自由席片道1,910円。

往復割引は無し。

これを少しでも節約するため、時間はかかるがバスで移動することにした。

小樽ー札幌往復 1,270円

札幌ー新千歳空港往復 2,100円

合計 3,370円

JRで往復だと3,820円なので、これで450円お得に。

(同年12/1、バス運賃は、小樽ー札幌は1,360円に、札幌ー新千歳は2,500円に値上がりした。)

 

往路の荷物は機内持込みだけにしたので荷物はサブバッグ含め10kgまでなのだけど、受付の手前においてある体重計ではかったら11kgくらいあって、化粧ポーチや小物を必死にポケットに詰め、明らかに怪しい格好になりつつチェックインの重量検査を受けたが、スーツケースのみでリュックは測られなかった。

リュックは重さだけでなく大きさもオーバーしてそうだったんだけどな。

 

前回のトラウマ、にっくき保安検査も無事通過。

というか手荷物なんて全然気にしていない様子で拍子抜け。

 

 

17:30 新千歳空港出発(SCOOT)

 ↓

21:05 桃園空港到着

 

 

1時間の時差があるので実質4時間30分のフライト。

飛行機が大嫌いなので体感時間は倍に感じた。

 

エスニックな機内食

オリエンタル トレジャー ライス」…だったかな。

お菓子(欠片みたいなのがほんのちょっとだけしか入ってなかった)とお水が付いて1,800円也。

海外の航空会社なので日本にないものが食べられるのが面白くて注文した。

 

こうしてみると、飛行機怖いとか言ってる割にはのん気だな。。。

 

CAさんの動きを伺いながら恐怖の時間を耐えた。

着陸に向けて高度を下げて明らかに機体が傾いてるのにシートベルト着用サインがなかなか付かないのが印象に残った。

 

入国審査手続きの前に、テーブルに置いてある「私は外国人です」的な札を乗客自身で手に取る必要があったようなのだけど、全く意味が分からずスルーしたら、その先で足止めを食らった。

アナログすぎるんだよ。

身振り手振りとパスポートを見せたら通ることが出来た。

 

両替所で円から元に換え、入国審査を受け、無事台湾に到着した。

 

この日のレートは4.7円弱だったが、この両替所での換金だと4.89円+手数料30元。

4年前は3.6円で、その時だって「高くなったなあ」と思ってたのに。

 

海外旅行者限定でプレゼントが当たる台湾政府のキャンペーンがあり、その抽選会場を探してうろうろ…

(無事ハズれました)、

駅を探して地下を行ったり来たり…..。

ようやく乗り場を見つけて悠遊カードにチャージしようとしたら、飛行機でお隣だったご夫婦に「ICカードってどうやって買うの?」と声をかけられ運命を感じそうになったり…。

(だってこんなに時間をロスしてるのにこんな場所で会うなんて)

 

そんなこんなで本日のお宿がある、桃園空港から数駅の「領航駅」へ。

(領航とは、パイロットという意味らしい)

想定はしていたけれど、開いてるお店はコンビニくらいで、真っ暗な道を歩くのは怖かった。

 

駅からの近さ重視で選んだ宿は、ドミトリーもあるようだが私の部屋は個室だった。

シャワーとトイレは別の階。

桃園空港で駅を探して彷徨っていた時にコンビニで購入したおでん(宿の近くにもコンビニがあったので空港で買わなくても良かったと結果的には思う)と、せめてものアルコールを広げ海外初日をお祝い。

おでんの具を調べてみたら、3個中2個が血のやつだった。

疲れてたからかな。

台湾珈琲巡り再び~プロローグ コロナ明け初海外

2020年の年明けから続いた新型コロナ騒動も、2、3年が経つと大分落ち着き、海外への渡航制限も徐々に緩和されるようになった。

2019年11月の台湾旅行が楽しすぎて、年に1回は行きたいと思っていた矢先でのパンデミックだったのでこの期間は本当に長かった。

2022年2月にはロシアによるウクライナ侵攻が始まり、報道の仕方なのか、そう遠くない場所での出来事だからなのか、世の中の不安定さに委縮するようになってしまった。

 

が、また台湾(特に雲林県古坑郷華山村)に行きたいという思いは募りに募っていたので意を決して飛行機を予約した。

予約をしたのは9月で、休暇は11/14~20の一週間取り、往路は14日、復路は19日の便にした。

極力、休み全てを旅行の時間に充てたかったが、飛行機の欠航などを考慮して最後の一日は予備日にした。

この考えが未来の自分に感謝される事になるとはこの時は知る由もなかった。

 

古坑郷以外に、行きたい・見てみたい所が思い当たらず、旅行の行程は出発ギリギリまで難儀した。

高雄をおすすめされて地図などを眺めたけれどどうもピンとこない。

優柔不断な私に行き当たりばったりな旅はNG、何があるか分からない所に行ったらどうしていいか分からずウロウロして終わってしまうのが目に見える。

かといってキッチリ決まったスケジュールでは現地で気になるものに出会った時やアクシデントに対応出来ない…。

もはや、行きたいのか行きたくないのかよくわからない状況に陥ったが、早く宿泊場所をおさえないと料金がどんどん上がる。

これが決め手となり、観光は未だ未定だが、1泊目は桃園、2,3泊目は斗六、4,5泊目は台北に宿を取った。

基本は予約サイトagodaで探したが、斗六の宿はホテルの公式サイトから申し込んだ。

通常の半額位の価格なのに特産品とタピオカミルクティーが付いてくるプラン。

「特別優待」と言うような文句が付いていて、外人の私は対象なのか?何か特別な申し込みが必要なのでは?と思いホテルに連絡したがうまく伝わらず、宿泊当日まで、本当に宿泊出来るのかドキドキ。

(あなたはこのプランの対象外です、差額をお支払いください、とチェックインの時に言われるのでは?!と思っていた)

 

そして宿泊場所に悩んでいる頃、台湾出身日本在住の友人から「台北で私の友人と遊びませんか?」と連絡が来た。

友人が同席するなら喜んで!だが、知らない人と、知らない土地で…?正直あまり乗り気がせずスルーしていたが出発直前に催促が来たため、「先方とタイミングが合えばお願いします」と回答した。

そうしたら即グループLINEを作ってくれ、遊ぶ日程も決まった。

 

古坑郷華山で知り合ったMickeyにも連絡を取り、ランチを食べる約束をした。

 

さて、4年振りの台湾旅行はどうなるのだろうか。

無計画を楽しみたいのに

2週間後、台湾旅行に行く。

5泊6日なのに、具体的な目的は1日分しか決められないでいる。

その日の気分でふらりとする旅もいいはずのに、そうしようという気になれないでいる。

昔は、地酒を飲む事だけが目的で、昼の観光は何があるか分からないままブラブラして電車で行けるところまで行って当日に宿を決めるという北東北日本酒巡りの旅なんてものしてたのに。

 

インターネットが発達したおかげで事前に情報が簡単に沢山手に入るようになり計画を立てやすくなった代わりに、失敗へのリスクを恐れるようになってしまった気がする。

私はもともと優柔不断で、どの店に入るか、どっちへ曲がるか、何を買うか、なかなか決められない人間なのだ。

なので今は行ってみたいお店を調べて交通機関も路線と時刻表をしっかり読み込んで綿密なタイムスケジュールを練って旅行をする事が多くなった。

無駄な時間は無くなったけど、下調べに時間がかかるのと、当日イレギュラーな行動は出来ない。

そんな旅行をしている。

便利になったおかげで不自由になってしまった。

 

それと、もう一つ。

前回の台湾旅行で、一度東京で顔を合わせただけのアメリカ人と台北で再会し街を案内してもらい(私は英語を話せないし向こうも日本語を話せない)、

電車とバスを乗り継いで雲林県古坑郷のコーヒー農園を見に行って"生豆が欲しい"と交渉してついでにお家で夕食をごちそうになりホテルまで送ってもらったけど…

という、旅行ガイドには載っていない旅を経験してしまったせいで、面白い事が起こらないと嫌だ。と思うようになってしまったのだ。

一度味わった体験は次の期待値となり、ハードルが上がるようだ。

 

さて、二週間後の旅行は何をしたらいいのだろう。

北海道新聞に掲載された~後日談

私が書いた一人旅ヘアドネーションの体験談が北海道新聞の投稿コーナーに掲載され、

それを読んだ叔母(母の姉)がメールを送ってくれた。

 

内容は、叔母もヘアドネーションをしたという報告と、

昔の一人旅の思い出話だったのだが、

それがなかなか濃かった。

 

叔母は小柄で声も小さくておとなしい感じの人だ。

年齢は60~70歳で、看護師をしていた。

30代からマラソンを始めたそうで、

たまに海外から「マラソンをしました」と絵葉書をくれたのを覚えている。

 以下メールから抜粋。

 

 

 

『(略)他のマラソン仲間も同じ頃にやっていました。(※1)

この女性はもっと不思議な縁で、(※2)

ラソン関係で知り合ったけどある日、

このゆりちゃんが「慈啓会病院で実習担当されていましたね?」。

30年以上前、

衛生学院看護学生の実習担当してました。

(旧姓)の時に。

よく気がついたものです。

その時の同級生の人たちとの写真を私は撮っていました。

旅もね。

20代後半、

一人で何度かしてました。

その時に出会った本州の女性二人と、

同じところに泊まって。

その後、

札幌でバイトしたいと言うので、

私がその時バイトしてたススキノのウエイトレスを紹介し、

私のアパートに1カ月泊まってました。

男性の1人旅と列車で会って、

猿払から稚内方向に予定していると話したら、

猿払の友達の家に泊まるからと、

一緒に泊めてもらって、

その友達だちの車で全部連れていってもらいました。

猿払のお金持ちの漁師さん(とても親切な)でした。

友達や前マラソン仲間とも、

あちこち行っています。

楽しい経験がどんどん出来るといいね。』

 

※1.FBにヘアドネーションをしたと報告したら、仲間から「私もやったよ」と反応があったという話。

 

※2.前の行の「他のマラソン仲間」の事だと思われる。

 

 

 

私も、福岡を車で観光案内してもらったり、

有田焼の作家さんから焼物をもらったり、

言葉の通じない台湾人のお宅で晩御飯をごちそうになったりと一期一会を経験したけれど、

叔母の方が遥かに凄い。

昔、母に「お前(私)は叔母に似てる」と言われたこともあるし。

(あまり良くない部分についてだったけど。)

酒飲みなところも似てるし笑

もしかして私、母じゃなくて叔母から産まれたのかな。

北海道新聞「いずみ」に掲載された~「髪」

8/13に北海道新聞の「読者の声」という投稿コーナーに応募し8/15に採用の連絡を頂いた。

それで調子に乗って、

以前から構想していたヘアドネーションの体験談を書き上げ、

8/22に女性限定の投稿コーナー「いずみ」に応募した。

最初の投稿は完璧ビギナーズラックだったし、

間を空けずに投稿したから今度はボツだろうなと思ったのだが、

なんと翌日、採用の電話が来た。

コーナーが違うからか?

 

私の投稿した文章の内容の確認をし、

その場で校正した文を読んで完了。

既に直してくださっていたようだ。

念の為作者(私)の意図を確認したという感じだった。

8月下旬~9月上旬の掲載になると教えていただいたので、

掲載日までのひどい緊張はなかった。

 

「読者の声」への投稿が掲載された翌日、

この「いずみ」に掲載された。

ふふ、予定通り…と心のなかでつぶやいた。

 

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「読者の声」の時は身内からしかリアクションがなく、

私って存在しているのだろうか…と落ち込んだが、

「いずみ」では某カフェのマスターから連絡が来た。

ありがとうございます…。

会社の人も誰一人として声をかけてこなかったのだけど、

サービス業なのに新聞読まないのかな???

 

それにしても、

ヘアドネーションといったら皆さん人の為に貢献されてて素晴らしいのに、

私は自分の事しか考えていないのが丸わかりですな。

髪を切実に望んでいる人がいると言うのになんて贅沢な。

我が儘だ。

でも挫けず伸ばしたことだけは褒めてください。

ちなみに本当は40センチ取れました。

 

 

 

→後日談

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北海道新聞「読者の声」に掲載された~テーマコーナー「ソロ活」

 新聞に初めて投稿した文章が掲載された。

 メールで投稿してその1,2日後に電話があり、

応募した内容について詳細を聞かれ、

校正をしたのち掲載。

という流れだった。

1時間ほどの短い時間でかなり手直しして頂きとても伝わりやすい文章に。

これがプロの技というものかと感動した。

 

15日に連絡があり「20日以降に載りますからね」と言われ、

20日までの5日間がものすごく長かった。

しかし20日の新聞には掲載されておらず、

その後も毎日ドキドキしながら新聞をめくったが(こういう時って焦っててなかなか見たいページが開けなくて余計もどかしくなる…)、

載っていない。

校正後の文章を口頭で伝えられた時、

思わず笑ってしまったのがいけなかったのか?

それで没になった…?と心配になった。

別に、誰かに、新聞に載るからとか言ったわけではないからいいんだけど。

 

そうして29日の朝刊でようやっと自分の名前を見つけた。

半分以上直してもらっているものの読み返すのが恥ずかしかった。

 

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実は(というほど大げさな話ではないが)、

ジェンダーギャップ"という言葉は新聞社の方が持ち出したもので、

人と旅行が出来ないだろと指摘されたくらいで"ジェンダー"だなんてなんか私社会派っぽいなwもしくはフェミ?

と感じたもののその場(電話で校正した文章を読み上げられた)では「えー、"ジェンダー"!今時な表現ですね!」としか返せず、もやもやしていたのだ。

掲載されたらSNSで言い訳を投稿しようと文章を練りに練っていたのだけど、

先に述べたように待てど暮らせど…

掲載までの10日(連絡が来た日から数えたら15日)の間で考えや感情が日々変わっていくのが自分でもわかった。

 最初は、一文字でも誤解は許さない!完璧に私の思いを伝えたい!と一直線だったのが、

今はとなってはどうでもいいとまではいかないけど、

まあ、こんなもんだよね(何が?)くらいの緩やかさになった。 

 

因みに「40代男性」という言葉を使ったのも新聞社の方。

私は、あの発言に年齢性別は関係ないと思っていたのだけど、

文章の内容を確認する時に聞かれて答えたら書かれた。

最初は納得してなかったけど、

そういえば女性からは一人旅に対して否定的なことを言われたことはない。

寧ろ先輩方からは「結婚したら旅行に行けなくなるからたくさん行っといで」くらい言われる。

やはりあの発言はジェンダーが絡んでいたという事か?

因みに因みに当の本人は多分新聞は読まない人と思われる。 

 

それと(しつこっ!全然「緩やか」じゃないな私)、

「何か事情があるように見られたものだ」というのは、

自殺志願者と思われたり、

やましい目的(ワンナイト)があるのだろうとニヤニヤされた事を指す。

これは自殺というワードが引っ掛かり削られてしまった。

そしてこれらの件も男性から言われた/思われた事。

やはりジェンダーギャップは存在しているのだねえ。

 

 

 

→後日談

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CameraTalk小樽~奥付

奥付 

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 小樽全体図

あ、銭函が抜けてた;

印刷の関係で蘭島がギリ切れちゃったし、私の実家である若竹町なんてノドにバッチリハマってしまって…

色々残念な地図だけどこれでもパワポで一から地道にチビチビと頑張って作ったのだ。

道路をどこから省略していいか分からず、知ってる道は詳しく、知らない道はバツバツ省いた、かなり偏りのある出来となった。

作ったはいいが具体的な使い道がなくてここで昇華w

本当は、撮影場所を書き込もうと思ってたのだけど地図を作ったところまででギブアップしてしまった。

 

Sometime/Someplaceとは、

私の好きなミュージシャンの曲である。

私は彼をずっと昔から好きで、

今も一番大好きなのだけど、

ちょっと、今年、いろいろあり…、

私も、周りの彼への反応にいろいろ思うことがあり…、

刺青や、ケータイに貼ってるステッカーみたいに彼のファンであることを意思表示してみたのだ。

ちなみにこの冊子のタイトルも、彼のアルバムから拝借。

 

 

 

カテゴリ(目次)

表紙(北運河)

旧国鉄手宮線

小樽運河

北運河

小樽雪あかりの路

朝里川温泉スキー場

小樽天狗山ロープウェイ・スキー場

朝日@港

海水浴場

街角

建物

abstract

奥付