最終日。
帰りの便は桃園空港発11:25。
3時間前に到着したいので7時過ぎに宿をチェックアウトしたい。
一昨日、台北で夜遊びした時、一緒に遊んだ台湾カップルの彼氏が帰り際に「帰国の飛行機は何時出発?ドライブしようよ!」と、お見送りを申し出てくれていた。
こちらに一切申し訳なさを感じさせない文句。
絶対仕事ができる人なんだろうな。
あの時のセリフは本気にしていいんだよね?とちょっと不安になりつつ、でも万が一には電車で空港まで行けるように調べておいた。
お迎えを待っている間、朝食をゲット。
定番のダンピンと温かい豆乳。
チェックアウトした宿の前で立ち食いをしていると、台湾カップルの彼女からLINEが。
「少し遅れます💦」
本当に来てくれるようだ。よかった~
無事拾ってもらい、空港へ。
私は、車に関しては「軽自動車かそれ以外か」しか識別できないレベルだけれど、彼氏の車は多分高級車だ。
途中、Ianも拾い、一昨日のメンバーが再集結。
帰るだけなのに、わざわざ朝早くに来てくれてみんなありがとう。ウルウル
しかも、Ianはこの後、陽明山という台北の山に登りに行くんだとか。
道中、雲林で虫に刺されてお寺でお祓いをしてもらったという話をしたら、
「それは迷信だよ」と言われた。
知ってるよ!
順調に空港に着き、
「あぁ皆、台北を案内してくれただけでなくここまで送ってくれてありがとう。」
と言おうと思ったら、空港の中までついてきてくれた。
荷物も持ってくれて。
最初のゲート・チェックインカウンターに並んでいると、台湾勢(彼氏とIan)がなにやら神妙な面持ちに。
「もしかしたら、飛行機が遅延するかもしれないよ。ランチの引換券がどうとか言ってる」と。
確かに、列は進まず、スタッフはバタバタしているように見受けられる。
しばらくして、私が載るはずの11:25の便は15時台へと変更とアナウンスが流れた。
それは中国語のみだったので(多分)、彼らがいてくれて助かった。
ただ時間が変更になっただけなのに、私は、15時台の通常便に混ぜられると勘違いして、もし乗り切れなかったらどうしよう、とちょっと不安だった。
とりあえず預け荷物は受け付けてもらえ、ランチ代として空港内で使える商品券を受け取った。
(機内持込みOKサイズのスーツケースが13kgもあって台湾カップル彼女に驚かれた)
それだけでもう私としては皆を付き合わせすぎてて申し訳ないと思っていたのに、荷物検査の場所まで案内してくれた。
Ianはこれから登山だし、「早く帰りな!」と言ったけど、「お昼からだから大丈夫。」と。
受け取った商品券で買ったセブンイレブンの菓子パン。
あとは、みんなへお菓子を買って手渡した。
お会計の際、彼氏が店員さんに何か話しかけてるなと思ったら、私の会計でセブンのポイントをゲットしていたらしいw
カードを忘れても、生年月日を言えばポイントを加算してくれるそうな。
そういえばセイコーマートもそのシステムだった気がする。
「トイレはあっちだよ」「荷物検査はここだよ」「水はあそこで無料で飲めるよ(公園の蛇口っぽいのがあった)」と、まるで初めて飛行機に乗る子供をのような待遇で最後まで付き添ってくれて、別れた。
とりあえずスタバで一杯。
突然4時間くらい待ち時間が増えたので退屈ではあったけど、彼らがいなかったら中国語のできない私はきっとパニックだったろうなと思うと、本当、これは感謝しかないし奇跡だ。
荷物検査で並んでいた時に見た看板。
タブレットは「平板」
ラップトップ(ノート)は「筆電」
これが面白くて台湾はクセになる。
帰りの便もスクートで、アナウンスは英語と中国語。
私は飛行機が大の苦手で、このことは以前どこかの記事で書いたと思うけど、ちょっとでも揺れたら「墜落する!」と怖がる。
外国語のアナウンスが聞き取れず、乗客がシートベルトをし始めているのを見て、これは緊急着陸に備えてなのか…?とビビる。
今回も飽きずに同じ事でビビリ散らかし、CAさんに「私は英語ができなくてさっきのインフォメーションが聞き取れませんでした。…もうすぐ、着く?何時…到着…?」と英語で尋ねる始末。
(英語が流暢じゃないのが伝わったでしょうか…)
この旅行で唯一喋った英語かもしれない。
古坑郷ではGoogle先生頼りだったし、台北では日本語が通じたし。
もちろん無事到着し、荷物を受け取り、税関で引っかかった。
あの黄色い紙に記入していなかったから。
出国の時は気張って色々調べてたけど帰国は完全に「お土産の重さ」しか頭になく、手続きなんて全く気にしてなかった。
台北の南港展覽館で購入したウィスキーは値段を聞かれたけど、おまけで貰ったミニボトルについては「あ、こちらは結構です」。
うーん、基準がわからない。
(前回の台湾旅行の帰国の際は、スーツケースは開けて確認させられたけど、同じくらい大きいリュックはスルーだった。
そして言われたのが「え、着替えこれだけ?(Tシャツ1枚と下着)」)
わちゃわちゃしつつも税関を通過し、JRで小樽へ。
本当は交通費節約のため安いバスに乗る予定だったのだけど、フライト時間の変更で到着が遅くなってしまったので致し方なし。
やすさを求め札幌ー新千歳の往復券を買ったのに、無駄にしてしまった。
次飛行機に乗る時までとっておくか…いつも早朝か夜遅くの便ばかり選んでいるからいつになるかわからないけど。
小樽駅に到着。
帰ってきた~!
荷物は重たいが徒歩で帰宅、玄関のドアを開けリビングで時計を見たらちょうど0:00だった。