台湾珈琲巡り再び~5日目 のんびり七堵

午後12時半を過ぎ、これからどこかへ出かけるべきか…?と悩んだが、行かなかったら行かなかったで後悔すること必至なので、とりあえず基隆方面行の電車の乗り場へ向かった。

…まず、改札を見つけるのに一苦労した。

いや、二苦労はした。

 

私の生まれ育った街・北海道小樽市は、電車はJRのみ、路線は函館本線一本。

地下鉄なんてない。

札幌の地下鉄はなんとか乗れるが、東京はもう路線以前に電車と地下鉄の区別がつかない。

そんな田舎の私が土地勘のない海外の都会で電車に乗るというのはものすごくハードルが高い。

(けど、冒険みたいで好き)

高鐵、台鐵、捷運の違いが理解できず、標識を見ても判断が難しかった。

(高鐵…新幹線、台鐵…台湾鉄道、捷運…MRT。

標識によって表記が"MRT"だったり"捷運"だったりするので、違うものだと思ってた)

なんとなくで向かった先は、海外のスポーツブランドなどがひしめく、富裕層向けのようなショッピングエリア(後日調べたら「K区」というエリアらしい)で、とりあえず一周し、来た道を戻った。

「台鐵台北駅」の出口を見つけたが、乗り場は別の場所にあるようですごく探した。

ぐるっと回ってようやくたどり着き、改札を抜けた。

 

まだ今日は一食もご飯を食べてないので構内のコンビニで菓子パンでも、と思ったが、25~40元でまあまあ高い。

(1元=約4.7円)

日本と同じ、もしくはそれ以上だ。

海外の食べ物だけど、コンビニの菓子パンにお金はかけたくない…。

結局、水とチョコレートを買って、次に来た電車に飛び乗った。

何処まで行くか分からないけど終点まで乗ってみた。

 

降りた駅は「七堵」駅。

凄く立派で綺麗な駅だが、やたら広い、という印象。

どんな町か微塵も調べてないのでまずは地図を拝見。

拓けてそうな「出口2」に向かうかな。

えー、どっち?!

地図と表記が違ーう。

台北駅もこんな感じだったんだよなあ。

あてずっぽうで「光明路」出口へ。

 

台北駅から約30分。

建物が古いのは台北と同じだけれど、雰囲気が全然違う。

観光地ではなく、"地元の商店街"といった感じだった。

屋台もあちこちに沢山あった。

神社はやっぱり派手。

お茶屋さんにはウーバー的な人も並んでいた。

屋台でご飯を食べてみたかったけど、トイレに行きたかったのでお店で食べた。

餃子が1個から注文できたので、3種2個ずつ頼んでみた。

店員さんが客席で餃子を包んでいるのを横目に食べた。

日も暮れて来そうになったのでそろそろ帰ろう。

七堵に着いた時からずっと行列ができている屋台が気になって、並んでみた。

(お隣はずっと無人…)

おやきだった。

おばあちゃんが手際よくせっせと焼いていた。

折角なので全種購入。

私の中国語は「ニーハオ」と「シエシエ」がやっとで、「ハオツー」は通じないレベルなのだけど、注文する時に、商品を指しながら「イー(1個)、イー、イー、イー」と言ってみた。

多分、気持ちで通じたと思う。

 

帰りの電車の中で食べながら帰路へ。

 

 

 

ミスド

これも日本より高いのでは?

 

ドラッグストアでは日本や韓国の製品が多かったけどこれも日本の価格と同じくらい。

輸入だから?

メンソレータムのこのリップ、うちの近所では見た事ないから買って使ってたんだけど、酔っぱらった時に落としてしまった…泣

調べたら、日本では製造終了した商品らしい。