台湾珈琲巡り再び~プロローグ コロナ明け初海外

2020年の年明けから続いた新型コロナ騒動も、2、3年が経つと大分落ち着き、海外への渡航制限も徐々に緩和されるようになった。

2019年11月の台湾旅行が楽しすぎて、年に1回は行きたいと思っていた矢先でのパンデミックだったのでこの期間は本当に長かった。

2022年2月にはロシアによるウクライナ侵攻が始まり、報道の仕方なのか、そう遠くない場所での出来事だからなのか、世の中の不安定さに委縮するようになってしまった。

 

が、また台湾(特に雲林県古坑郷華山村)に行きたいという思いは募りに募っていたので意を決して飛行機を予約した。

予約をしたのは9月で、休暇は11/14~20の一週間取り、往路は14日、復路は19日の便にした。

極力、休み全てを旅行の時間に充てたかったが、飛行機の欠航などを考慮して最後の一日は予備日にした。

この考えが未来の自分に感謝される事になるとはこの時は知る由もなかった。

 

古坑郷以外に、行きたい・見てみたい所が思い当たらず、旅行の行程は出発ギリギリまで難儀した。

高雄をおすすめされて地図などを眺めたけれどどうもピンとこない。

優柔不断な私に行き当たりばったりな旅はNG、何があるか分からない所に行ったらどうしていいか分からずウロウロして終わってしまうのが目に見える。

かといってキッチリ決まったスケジュールでは現地で気になるものに出会った時やアクシデントに対応出来ない…。

もはや、行きたいのか行きたくないのかよくわからない状況に陥ったが、早く宿泊場所をおさえないと料金がどんどん上がる。

これが決め手となり、観光は未だ未定だが、1泊目は桃園、2,3泊目は斗六、4,5泊目は台北に宿を取った。

基本は予約サイトagodaで探したが、斗六の宿はホテルの公式サイトから申し込んだ。

通常の半額位の価格なのに特産品とタピオカミルクティーが付いてくるプラン。

「特別優待」と言うような文句が付いていて、外人の私は対象なのか?何か特別な申し込みが必要なのでは?と思いホテルに連絡したがうまく伝わらず、宿泊当日まで、本当に宿泊出来るのかドキドキ。

(あなたはこのプランの対象外です、差額をお支払いください、とチェックインの時に言われるのでは?!と思っていた)

 

そして宿泊場所に悩んでいる頃、台湾出身日本在住の友人から「台北で私の友人と遊びませんか?」と連絡が来た。

友人が同席するなら喜んで!だが、知らない人と、知らない土地で…?正直あまり乗り気がせずスルーしていたが出発直前に催促が来たため、「先方とタイミングが合えばお願いします」と回答した。

そうしたら即グループLINEを作ってくれ、遊ぶ日程も決まった。

 

古坑郷華山で知り合ったMickeyにも連絡を取り、ランチを食べる約束をした。

 

さて、4年振りの台湾旅行はどうなるのだろうか。