北海道新聞「読者の声」に掲載された~テーマコーナー「ソロ活」
新聞に初めて投稿した文章が掲載された。
メールで投稿してその1,2日後に電話があり、
応募した内容について詳細を聞かれ、
校正をしたのち掲載。
という流れだった。
1時間ほどの短い時間でかなり手直しして頂きとても伝わりやすい文章に。
これがプロの技というものかと感動した。
15日に連絡があり「20日以降に載りますからね」と言われ、
20日までの5日間がものすごく長かった。
しかし20日の新聞には掲載されておらず、
その後も毎日ドキドキしながら新聞をめくったが(こういう時って焦っててなかなか見たいページが開けなくて余計もどかしくなる…)、
載っていない。
校正後の文章を口頭で伝えられた時、
思わず笑ってしまったのがいけなかったのか?
それで没になった…?と心配になった。
別に、誰かに、新聞に載るからとか言ったわけではないからいいんだけど。
そうして29日の朝刊でようやっと自分の名前を見つけた。
半分以上直してもらっているものの読み返すのが恥ずかしかった。
実は(というほど大げさな話ではないが)、
“ジェンダーギャップ"という言葉は新聞社の方が持ち出したもので、
人と旅行が出来ないだろと指摘されたくらいで"ジェンダー"だなんてなんか私社会派っぽいなwもしくはフェミ?
と感じたもののその場(電話で校正した文章を読み上げられた)では「えー、"ジェンダー"!今時な表現ですね!」としか返せず、もやもやしていたのだ。
掲載されたらSNSで言い訳を投稿しようと文章を練りに練っていたのだけど、
先に述べたように待てど暮らせど…
掲載までの10日(連絡が来た日から数えたら15日)の間で考えや感情が日々変わっていくのが自分でもわかった。
最初は、一文字でも誤解は許さない!完璧に私の思いを伝えたい!と一直線だったのが、
今はとなってはどうでもいいとまではいかないけど、
まあ、こんなもんだよね(何が?)くらいの緩やかさになった。
因みに「40代男性」という言葉を使ったのも新聞社の方。
私は、あの発言に年齢性別は関係ないと思っていたのだけど、
文章の内容を確認する時に聞かれて答えたら書かれた。
最初は納得してなかったけど、
そういえば女性からは一人旅に対して否定的なことを言われたことはない。
寧ろ先輩方からは「結婚したら旅行に行けなくなるからたくさん行っといで」くらい言われる。
やはりあの発言はジェンダーが絡んでいたという事か?
因みに因みに当の本人は多分新聞は読まない人と思われる。
それと(しつこっ!全然「緩やか」じゃないな私)、
「何か事情があるように見られたものだ」というのは、
自殺志願者と思われたり、
やましい目的(ワンナイト)があるのだろうとニヤニヤされた事を指す。
これは自殺というワードが引っ掛かり削られてしまった。
そしてこれらの件も男性から言われた/思われた事。
やはりジェンダーギャップは存在しているのだねえ。
→後日談