初めての旅行はタイタンライブ2004

私が初めて旅行した日の事を思い返してみた。

 

 

 

1.人生初旅行のきっかけ

2.東京に降り立つ

3.爆笑問題縁の地~江古田

4.爆笑問題縁の地~阿佐ヶ谷

5.タイタンライブ

6.A BATHING APE

 

 

 

1.人生初旅行のきっかけ

2004年春。

 

私が地元で期間雇用事務員として働いていた頃。

2003年9~翌年3月までの期間限定であったが、

4月に入社した新卒が二日目で退職したため急遽5、6月頃まで延長で働いていた頃。

大好きな爆笑問題のライブに行きたくて、

ケータイと家電を駆使してチケットをゲットし

(懐かしい…ネットが普及する前は電話での受付だったのだ)、

数日休みをもらった。

 

家族との旅行はいつも車だったし、

それ以外の旅行は修学旅行しか行ったことのなかった私。

(友人との旅行もしたことなかったはず…悲しい…)

 

全くの無知ながらJRのツアーを申し込んだ。

往路が寝台列車で、

復路が飛行機。

品川のホテル1泊付。

これで北海道発2~3万くらいで、

駅員さんに「よくこんな破格なの見つけたね」と驚かれた。

(寝台って安いのかと思ってたけど飛行機と同じかそれ以上だったりするそうだ。) 

 

 

 

2.東京に降り立つ

 タイタンライブは偶数月開催なので多分4月か6月だったはず。

上野駅寝台列車を降りると、

今までにない空気を感じた。

暑いのだけれど、ただの暑さではない。

あとでそれが"湿気"だということを知った。

「北海道は暑くてもカラッとしている」という表現の意味がやっとわかった瞬間だった。

湿度によってこんなにも暑さの感じ方が変わるものなのか。 

湿度の存在感を身をもって体感した。 

 

 

 

3.爆笑問題縁の地~江古田

深夜番組「爆笑大問題」で、爆笑問題が母校とゆかりの街を巡る回があり、

前もってそれを食い入るように見入り、

画面に映りこんだ電柱に書いてある住所などをメモし調べてそこを回ったりした。

(そんな原始的なことをしなくても、当時だってネットはそこそこ発達していたはずだけど…)

 

日芸ではサークルの勧誘をしており「ウォーリーを探せ!」のウォーリーに紛したサークルが印象に残っている。

茶店「タンバリン」では、彼らが番組で座った席はすでに大学生らしき若者に座られていたが「うーちゃかが…」という話声が聞こえ、

もしや彼女らも爆笑問題のファン?!と聞き耳を立てながらコーヒーを飲んだ。

ちなみに私の座った席には毒蝮三太夫のサインが飾られていた。

 

 

 

4.爆笑問題縁の地~阿佐ヶ谷

そして江古田をうろうろした後は阿佐ヶ谷へ!

タイタン事務所を拝んで、オープンしたばかりのウィッチムーンでお茶を購入。

このお店のある「阿佐ヶ谷パールセンター」に惚れた。

とても長いアーケード商店街で、しかも賑わっている。

(小樽のアーケードはシャッター商店街だから…)

東京=高層ビルがにょきにょきと生える大都会、というイメージだったので、生活感のある風景に驚いたし魅力を感じた。

 

 

 

5.タイタンライブ

会場は銀座のソニービル

ホステスのドレスが田舎じゃ絶対浮くなと思うほどゴージャスだったり、

酔っぱらいサラリーマンが両脇を仲間に支えられながら「ええい、離せ!」と喚いていたり、

漫画のような空間だった。

(宿泊した品川駅では、別れを惜しみ包容し合うカップルがあちこちに。)

 

ライブの座席数は200~300くらいだったろうか?

前が座布団、後ろがパイプ椅子の席だった。

私はとにかく前へ前へと、2,3列目くらいを陣取った。

太田さんと目が合うのが恥ずかしくて(向こうは見てない)伏し目がちに漫才を見ていた二十歳の私。

 

あと当時のゲストは村田渚猫ひろしがいたと思う。

小さいおっさんがパンツをおろす芸は恐怖だった。

(老け顔なだけで年齢的には若かったと後に知って驚いた。)

 

 

 

6.A BATHING APE

私はCORNELIUSも大好きで、当時小山田さんがよく着ていたAPEのグッズが欲しくて原宿へも行った。

とても治安の悪い場所という噂を聞いていたので(どこからの噂なのか)どきどきしていたけれど、ど田舎丸出し・おしゃれも身だしなみも興味なしのダサダサ人間にも、店員さんは優しく接客してくれた。

「APE SHALL NEVER KILL APE」とデカデカと書かれた白T、

どピンクの迷彩柄タオル、

ペイズリー柄の白Yシャツ(これはサイズが大きかったのでのちにヤフオクに出した…まあまあなお値段で売れました…)、

の3点を購入。

 

 

 

特にオチはなし。

うーん、なつかしいなあ。