終点「華山咖啡大街」に着き、運賃63元を払うのに100元札を出したら、小銭がないらしく近くの露店に一緒に行って両替をしてもらった。
そして10元玉と1元玉を1枚ずつゆっくり運賃箱の上に置いて支払ったら、
「私はオーナーではないのでお金に触れることが出来ません。」と。
私が運賃箱にお金を入れた。
そして、さっきの両替してくれたお店で何か買おうと覗いたら、蜂蜜を販売していた。
デカい。
店員の女性に、これより小さいのはないですかと聞いたが、ないそうで。
後ろの看板?を見ると「豆乳」のような文字が見えたので、それください!と言うとカップに注いでくれたのだが、
女性「足りない」。
既定の量に満たないらしく、「お金はいらない」と言って無料でくれた。
それでも8分目くらいまで入ってた。
あまりに申し訳ないので、千歳空港で買っておいた、六花亭の「六花のつゆ(ミニ)」をあげた。
これは私のお気に入りのお菓子で、美味しいのは勿論、手のひらサイズで、容器の缶が可愛いのだ。
何かお礼が必要になった時のために、と用意していた。
さりげに北海道アピールにもなる。
(シーラー機の掛け方が甘くて持って歩いてたらめくれてしまった)
ちょっと他のお店も見てみようかな、とその辺のお店をのぞいたら、お店の女の子に「こっちだよ」と手招きされた。
その先は、昨日行った石墩咖啡だった。
あれぇ?
女の子は私の腕を見て驚いた。
実は昨日、蚊に刺されたらしく、右腕10か所、左腕20か所以上、赤く腫れていたのだ。
彼女は私に聞く間もなくいきなり虫刺されの薬を塗ってくれ、虫よけスプレーもたっぷり吹きかけてくれた。
それからサイフォンで淹れてくれたコーヒーとグァバをつまみながらしばしおしゃべりをし、LINEを交換した。
お昼は食べるの?的なことを聞かれたけど、これからこのお店の裏のMickeyの家へご飯を食べに行くんだと言うと、自家製コーヒーゼリーとグァバを持たせてくれた。
それを片手にMickeyの家へ。
おじさんやおばさんが数人いて、すでに食事が始まっていた。
お寺(バスの終点のそばにある)の仲間だという。
大皿料理がたくさん並べられていて、私もそれらを頂いた。
煮物の中に、昨日もらったやつと思われるガチョウの卵があったので食べてみた。
鶏の卵の倍(握りこぶし?)くらいのサイズなのにまるごとだったから、半分に割って取った。
味は鶏と同じだった。
他にも、白いニガウリのスープや、たけのこ、にんにくが効いたエビなど、どれもボリューミィだった。
昨日の夜、レストランで残して持ち帰った料理も混じってた。
お仲間たちはビールやワインを飲んでいて、一口飲むたびに乾杯しては一気していた。
私もちょっと強要されたけど、笑顔でかわした。
沢山飲む方だけど一気は無理。
私が痒そうにしているのに気づいたおばさんが、ビニール袋に氷を入れて私にくれた。
何人か人の出入りがあり、途中から日本語が話せるおじさんが私の隣に座り、数日ぶりに日本語で会話をすることが出来た。
彼は、自転車で北海道一周をしたことがあると言っていた。
前回の台湾旅行でMickeyと知り合ったことなど色々話をし、彼は最後に「後で私の会社に来て下さい」と言って去っていった。
人が徐々に少なくなり食事もお開きとなった。
Mickeyと私とで大まかに片付けをし、それから、大きな袋に入った生豆をくれた。
「今回は2,000元するけど、いい?」
3kgで2,000元かぁ。
前回は1kgで600元だったので少し高いが、脱穀されてるのだから有り難や!
思わず、「殻を剥いてくれてありがとう!」と伝えたら、「いやいや、機械で剥いてるからw」と笑われた。
そして、Mickeyと旦那さんとで、さっきのおじさんの会社へ向かった。
Mickeyも少しお酒を飲んだので、旦那さんの運転で。
着いた場所は、昨日も来た場所だった。
昨日は、閉まっていたので何もせずすぐに帰ったのだけど。
中に入ると、おじさんが銀行の人と話をしていた。
同じテーブルに私達も座り、話が終わるのを待った。
彼は、魔法瓶の会社の社長さんだった。
室内には所狭しと様々な魔法瓶が飾られていた。
その中から2つを私にくれた。
左)限定品
右)非売品
い、いいんですか本当に?!