台湾珈琲巡り再び~2日目 私と同じ名前のセブンとオレンジ 

実は、この近くに行ってみたい所があった。
けれど歩くには遠く、そことここを繋ぐバスはないようで、もし行くとなれば斗六駅から乗らなければいけない。
非常に効率が悪い場所。
 
そこで、Mickeyにお願いをしてみた。
「今日、車を使う?ここに行ってみたいんだけど…(ケータイの地図を見せる)
実は私の名前、"真美"って言うんだけど(そう言えば私の名前もよくわかってない感じだったな…)ここのセブンイレブンの支店名が私の名前と同じなの!」
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古坑郷華山の他に行きたいと思った唯一の場所が、セブンイレブン
たかがセブンイレブンかも知れないが、されどセブンイレブン
だって、自分と同じ名前だよ。
この「真美門市」、所在地は「嘉儀県梅山郷梅北村六鄰新興路」なので、住所ではないよう。
何故"真美"なのか?由来も知りたかった。
彼女は快諾してくれ、早速車で出発した。
 

大きな幕があったのでそこで記念撮影。

"真美"の文字の入ったレシートが欲しくてとりあえずコンビニコーヒーを購入(正確にはご馳走してもらった)。

 

因みに、どうして"真美門市"と言うのか聞いてみたら「セブンイレブンはたくさんあるから」との回答。

多分「真美門市というのは支店名なんだよ」という意味だと思うけど、私の求める答えではなくもやもや。

 

このセブンは私がリクエストして急遽向かった場所だけれど、家に戻る前に寄り道をした。

着いた先は果物屋?農協?、オレンジとバナナが山ほどある場所だった。

彼女はここでスタッフとお喋りをして、オレンジとバナナを選びなと言ってきた。

オレンジ1個、バナナ1本を選んだが、「もっと!」と袋いっぱいに入れて私にくれた。

(果物は日本に持ち帰れないのでほんと困る…)

台湾犬が5,6匹居て、どれも野良犬だという。

そしてその野良犬を飼っているという。

「「「野良犬を飼う」」」

このワードが私に刺さり、思わず翻訳の画面を撮ってしまった。

 

オレンジを食べながら、オレンジの選別風景を見せてもらった。

ここに集まったオレンジは、台北にも運ばれるらしい。

青い実と黄色い実があり、どちらが美味しいのか聞くと、「数日経つと黄色くなるけど、青い方がさわやかで美味しい」との事。

 

農協?でスタッフ用のお弁当を分けてもらって帰宅。

中国語でベンドンと言っていた気がする。

紙製の箱なのね。

結構なボリューム…!

彼女らのお弁当のメインが分け与えられた(う、嬉しいけれども、いらない───!)。

大食いの部類に入る私だけれどもどうしても食べきれずにいたら、彼女のペットの台湾犬が近づいてきた。

「あたなの鶏肉を欲しがっています」

え、これ骨付きですけど?!鳥の骨って刺さりやすいしヤバくないか?と言ったけど、「大丈夫」だと。

残飯をボウルに集め、犬にやった。

子猫には魚の頭を。

この光景、私の子供の頃だよ。

犬のえさが猫マンマだった時代。

 

それから、前回の台湾旅行のフォトアルバムを作ったのでそれを今回持ってきて、彼女らに見せた。

アメリカ人と台北観光、古坑郷での一夜…台湾産コーヒー豆の写真を見た彼女が、

「また生豆持ってく?」と言ってくれた。

────!!!

この旅行の最大の目的───!

生豆!!!

私は別にコーヒー屋さんでも、将来カフェを開きたいというワケでもないのに、どういうわけかコーヒーに憑りつかれ、探せばちゃんとしたお店で買えるのだろうけど、農家から直買いしたくここまで来たのだ。

でも「生豆ちょーだい」というのは図々しいかと思って(今更?!)黙っていたので、向こうから声をかけてもらえてこの瞬間、思わず飛び跳ねた。

 

しかし、今回は前回と同じではいけない。

なぜなら、前回は殻が付いた状態でもらったからだ。

それを1kg分、日本で一粒一粒手作業で殻剥きしたのだ。

あの苦労はもう二度としたくない。

殻を剥く前、剥いた後の写真を見せ、「剥いた状態でください!!!」と切実にお願いした。

快く了承してくれ、その場で農家の友人に連絡をしてくれた。

が、今日は無理だと言われ、明日受け取ることになった。

左が殻が付いた状態。

 

 

おまけ

前年12月に行った「東京都写真美術館」。

これも"真美"だ!!

───と、一年越しに気が付いた。