台湾産珈琲巡り再び~2日目 雲林県ドライブ序章

私が斗六駅で持ってきた雲林県の観光パンフレットを見て、

Mickeyが「これからここに行くよ!」と、雲林県全体をぐるっと指さした。

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(黄色い星印が現在地、手書きの星が目的地)

この時午後2時前。

斗六駅からここ古坑郷華山までだってバスで45分もかかるのに、この時間からドライブ…?

土地勘ゼロの私だけれど、午後から出掛ける範囲ではない気がする…。

心配しつつも、彼女と彼女の旦那さんとドライブに出発した。

 

数分後、住宅のようなところで車が止まった。

広々とした立派なガレージにお邪魔すると、奥から年配のおじさんが出てきた。

Mickeyが何やら懸命にテレビの電源を点けようとしている中、私たちは鯉の泳ぐ生け簀の上に作られたデッキに上がり椅子に腰を掛けた。

テレビはおそらく、台湾の街歩き番組…?この辺りの紹介でもないし、どうしてテレビを見せようとしてくれたのかはよく分からないし、結局誰もテレビは見なかった。

おじさんは台湾茶で私たちをもてなしてくれた。

おじさんは少しだけ日本語が話せるようだった。

彼の息子さんも日本語が話せると言い、息子さんに電話を掛け私にケータイを差し出した。

向こうも、突然の事でお互い何を話したらいいのやら焦りながら軽くあいさつをした。

そして、おじさんは「カサマを知っていますか?」と何度も聞いてきた。

誰?

話をしていく内に、「笠間市」だという事が分かった。

ちなみに、茨城県だった。

カサマにおじさんの知り合いがいるらしく、私が日本に帰ったらカサマに台湾のお土産を送ってほしい。と言われた。

大きさは箱ティッシュ2つ分位だとか。

送料も払うと言うのでおおよその値段を調べて伝えた。

 

お土産かあ、嵩張るなあと思いつつ、どんなお土産か変わらないままおじさんのお宅を後にした。

 

そしてここからが怒涛の雲林県ドライブ&観光が始まる!

次回へ続く。