なんとなくで撮っていた写真を形にしたくて、
ネットプリントのセール期間を利用してカレンダーを作ってみた。
最初は、今年ハマった朝日の写真にしようと思ったが、
どの月も朝日ばかり、それも撮影がたった数か月間なのは季節感がないというのが引っ掛かり、
それだったら、小樽がテーマなら見る側にも受け入れてもらえるのではないかと考えた。
私は小樽に住んではいるけど、そんなに"小樽"を意識して撮ったことはないのでカレンダーにできるような写真はあるかなと思いながら振り返ったら、
月に偏りはありつつも、それなりにあった。
表紙:小樽運河
2020年3月9日撮影。
こんなに詳しいのは、データの日付を見たからではなく、
職場の仲間が私の誕生会をしてくれた日だから(この日が誕生日ではない)。
小樽倉庫No.1というビアホールに向かう途中、月がよく見えていたので通りがりに撮った一枚。
1月:小樽運河
ほんとは1月じゃなかったような気もする。
観光客が普通にいたころ。
倉庫群は雪が似合う。
2月:朝里川温泉スキー場
2019年撮影。
3月頃だった気がする。
私はスノーボードが好きで、よく天狗山や朝里に行くのだけど、
朝里は毎回、山頂で写真を撮ってる気がする。
コースの数メートル上が除雪車の回転場になっていて、
私はそこまでBCごっこと称してよじ登って滑っている。
もうひとつ、グリーンリフトを降りたところのこの景色も大好き。
この、白(雪)と黒(木)のコントラスト。
間引いた感じのするこの木々は、夏場はゴルフコースになっているそう。
なる。
滑走の跡がない雪の美しさ。
3月:北運河
2018年撮影。
越冬の喜び!!!
この一言に尽きる。
陽の明るさが完全に冬が終わったと感じて撮った。
4月:北運河
2017年撮影。
春は風が強い。
運河もちょっと波が立っている。
しかし北運河も小樽運河なのに、中央橋を挟んで北側は隔離されてるように呼び名が変わる。
5月:手宮緑化植物園
2019年撮影。
水筒とおにぎりを背負ってここをお散歩すると、あぁ冬を乗り越えたなあと思う。
開福餅で大福を買うのも良き。
標高が高めということもあるけど、観賞用の桜があるので長く春を楽しめる場所。
6月:龍宮埠頭
2020年撮影。
朝日を取り始めた最初の頃。
ここが「龍宮埠頭」という名前だということを、SNSにあげるために調べて初めて知った。
SNSもタメになるんだなあ。
2020年撮影。
なんでとったか覚えていないけど、まぶしい光が夏っぽい…?
みんな、小樽駅から運河に向かう途中のあの両サイドではインスタ映え~な写真を一生懸命撮ってるけど、ぜひその線路の端っこまで歩いてみてほしい。
8月:北海製罐小樽工場
2019年7月撮影。
近くのカレー屋でカレーを食べて汗をかいて、ふらりと寄った北運河。
満月との組み合わせが良き。
ケータイで月を撮ると豆粒になることが多いけど、これは割とまあまあ撮れたと思う。
もうちょっと左にイカ電もあってそれも小樽っぽかったのだけど、月に外灯と明かりの大渋滞になってしまいそうなので没に。
9月:小樽運河
2020年7月夕方撮影。
うっすらピンクがきれいに見えて。
でもSNSではめっちゃ低評価だったので私の感覚がおかしいのかもしれない。
10月:龍宮埠頭
2020年撮影。
飽きずに朝日を見に行った時、橋のツタが紅葉していたのでそれっぽく撮影。
私がよくやる「それっぽい」を発揮した一枚。
11月:月見橋
2020年撮影。
レースみたいで好きな橋。
月見橋という名前だというのは、これもやはりSNSに載せるために知った。
わずかな紅葉。
12月:小樽運河
2017年11月撮影。
やっと雪が降ったー!!的なノリの写真だったと思う。
やっぱり小樽運河は雪が似合う。