層雲峡から、次の目的地は帯広。
その途中に糠平湖という湖があり、当初は眺めるだけのつもりだったが、
散策ツアーを見つけたので早速申し込んだ。
とても有名なので説明不要でしょうが、私は知らなかったので覚え書きもかねて。
タウシュベツ橋とは、ダム建設のため廃線となった旧士幌線のコンクリートアーチ橋の一つ。
ダム湖・糠平湖は季節によって水位の変動が激しく、このタウシュベツ橋はそれによって姿が見え隠れする。
水と、冬は雪と氷で橋は年々浸食されており、近年はいつ崩れ落ちてもおかしくない状況という。
タウシュベツ橋までは、細い林道を車で4㎞ほど進み(一応すれ違えるけど、車一台がやっとの幅に見える。私の運転だったら絶対無理)、一度下車。
林道の入り口にもあったけど、ここにもこの看板が。
生きて帰れるのだろうか…
奥に見える明るい景色。
細い道があるように見えるけどそっちには行かず、流木で埋め尽くされた道を行く。
ダム湖の水位が高い時は、こんなにたくさんの重たい木が水面を漂っているかぁ。
到着!
おおぉ!こ、これだ!
だいぶ欠けてきている。
粒々して見えるのは、詰め物だそうだ。
(連なったアーチを造り、その上に板を敷いて、隙間に石などを詰める。多分…)
タウシュベツ川とタウシュベツ橋
反対側から
「ぬかるみに注意!」と言われていたにも拘らず、ぬかるみにはまる私。
スポッと長靴が脱げ、思わず絶叫した。
こんなに声が出ることに自分でびっくりした…。
ちなみにクマは、ヒトの気配がしたら隠れてしまうそうで滅多に現れないとのこと。
探す方が大変だよ、とも言われた(それはこの時のツアーではなく、別な場所でだったかな?)。
でもクマよけの鈴はちゃんと付けましょう。