寧夏夜市に行くというので、
一旦私の宿泊している台北駅で下車して、
大量に買ったお土産を宿に置いてから向かった。
実は彼、最初のお茶屋さんで私が買ったお土産をずっと自分のリュックに入れて持っていてくれていたのだ。
紳士。
そういえば、途中の乗換駅で彼の知り合いに出会った。
たまたま台湾に来ていたというドイツ人。
まさかこんな所で会うとは!と、彼はこの日一番のテンションだった。
途中の駅までしばしお喋りを楽しんだ。
台湾は食べ物が美味しくて○kgも増えてしまったから自転車通勤をしているとか、
ドイツ人は30日間の休暇中だけどあなた(私)はそんなに休みは取れないんだよねwとか。
ドイツ人の「ここは台湾なのに誰一人として台湾人がいないね」という言葉に、私もそうだと笑った。
広い道路の半分に、とてもきれいに屋台が並んでいるという印象。
ゲームブース、フリマ(?)ブース、飲食ブース、とカテゴリー別になっている。
左右にびっしりと屋台があるが道幅が少し狭いため、
行列のできるお店はバックヤードにお客を並ばせているところもあった。
(わかってはいるけど、飲み物が衣装ケースに入っているのを見たりすると、あ…と思ってしまう)
焼く前の串。
氷を敷いているのは腐らないようになのかな。
ピザ?
好みのフレーバーの粉をかけるのだけど、
疲れていたからかついニンニク味にした。
今回一番気になったやつ。
ウズラの卵を揚げたやつ。
揚げるとこんな形になるのね!
パッと見たこ焼きに見えるのでそのつもりで食べると拍子抜けする。
これ自体には味がない(ただの卵)のだ。
くしに刺してもらって自分で味付けするパターンと、
チーズをのせてオーブンで焼いてもらうパターンがあるようだ。
家でおつまみとして作ってもよさそう~
気になってた愛玉を。
彼は「ただのゼリーだよ?」といった反応だった。
夜市を抜けると一気に静かな夜。
急に怖さが出てきた。
悪い人が現れたら、とか、
彼が実は悪い人だったら、とか。
そんなことがあったとしても自業自得だけど。
そんな心配はもちろん無用だった。
ビールでも飲もうか。とクラフトビールのお店に。
「疲れた顔をしてる」と言われてしまった。
確かに、一日中歩きとおしたし、
なんたって絶賛寝不足だし(1時間も寝てない)。
「顔は疲れてるかもしれないけど、気持ちはとっても楽しんでるよ!」とちゃんと伝えた。
日本人は、中国と近いのにどうして中国語を習わないの?
という質問には、確かにと思った。
彼はまだ北海道へ行った事はないそうで、
来年のさっぽろ雪まつりの時期に行こうと考えていると言っていたので、
北海道の地図を見せて台湾と大きさを比べようとしたら、
ロシア(サハリン)が北海道のかなり近くにあることに驚いていた。
ついでに、2年前に北朝鮮が北海道付近にミサイルを発射した事も教えてあげたら、ほんとに?と言われた。
うん、本当なんだろうかね。
最初はちょっとクールな店員さんだなと思ったけど、
私が日本から来てる事と、
友人が地元でクラフトビールのバーをやっいてるからその子にもこのお店の事を教えたいから写真を撮ってもいいですか?と尋ねたら、
ニコニコと日本語を話してくれ、
その友人のインスタもその場でチェックしてくれた。
もう一匹、猫。
21時前に中山駅で別れ、宿へ。
私がまっすぐ帰るはずもなく。
コンビニでビールを。
ほんとは普段ビールは飲まない…というか最近まで飲めなかった(苦くて)けど、
クラフトビールを飲む機会が増えて、ビールにもいろんな味がある事がわかったのでちょっと挑戦してみた。
台湾ビール以外もあったのでそれを。
それと、お洒落なボトルのミネラルウォーター。
あ、これは洗濯~乾燥までの時間つぶしですから!
この日の出費や旅の記録も付けたし明日の予定も検討したし!
深酒はせず、この1本で就寝。