台湾珈琲巡り〜4日目・阿里山

阿里山日帰りツアーに参加するため、

朝9時に嘉義駅に降り立った。

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嘉義

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近くのセブンで時間つぶし
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あ、このチーズ三種のサンドイッチ食べてみたい…

 

 

 

出発10分前になり改めて集合場所を確認すると、

嘉義駅」(電車)ではなく「高鐵嘉義駅」(新幹線)であることが発覚。 

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どうしよう、とりあえずタクシーに飛び乗る。

絶対2,30分はかかるだろう…。

運ちゃんにケータイの地図を見せたが、老眼らしく自分のケータイで写真を撮って拡大していた。

そして出発したものの実は運ちゃん目的地がわかってなかったようで、

通りすがりの日本語のできる女性に助けを頼んでいた。

 

なんとか高鐵嘉義へと向かいつつ私は添乗員さんに電話をかけた。

幸い日本語が話せる方で、事情を説明し、

そのあと運ちゃんに電話を代わり添乗員さんと打ち合わせをし、

無事途中で合流する事ができた。

初っ端からご迷惑おかけしました。

 

 

 

阿里山のふもと
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昭和天皇ゆかりの橋、地久橋と天長橋。

 

 

 

車で1時間半ほど登る。
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急カーブを結構なスピードで走るので、遠心力に負けて吹っ飛ぶんじゃないかと怖かった。

 

 

 

阿里山駅に到着。

標高は2,000mを超える。

 

レストランで食事。
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肉形石の様な角煮。

魚、肉、野菜、お茶の出汁の鍋。

団体行動が苦手な私がツアーに申し込んだのはこうしてみんなで料理をつつきたかったから。

こんなに沢山の料理、1人じゃ食べることが出来ないからね。

 

食後、阿里山を周遊しているマイクロバスに乗り換え5〜10分の移動。

 

 

 

近くの神社
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装飾が細かくて目が回りそうだった。

 

 

 

樹海のような散策路
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猫が木の下で寝ていた。

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ご神木の前で同じく日本から来た2人組と記念撮影
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台湾人の添乗員さん「日本式の万歳で撮りましょう!」

私日本人だけど万歳で写真なんて初めて撮ったよ。

 

 

 

神木駅
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乗るのは一駅だけ。

 

阿里山
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向こうに雲海
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到着して10分でバスで下山。

帰りはみんなヘトヘトで寝ている人が多かった。

午後は雲海が見られる時間帯らしく途中道が濃い霧で視界不良なのに全然速度を落とさないし、

前方の車と車間距離が近過ぎるし、スリリング過ぎて私は寝られなかった。

 

行きで休憩をした場所のお土産屋でお茶かコーヒーを一杯試飲出来るとのことで私はお茶を。

もちろん阿里山茶だ。

おいしくいただいた。

お土産に一缶購入したが、日本円にしても結構なお値段(観光価格?)だった。

因みにコーヒーは、台湾産ではなくふつーのコーヒーだったらしい。 

 

今回のツアー参加者は、

日本人が私の他に、関東の中年女性2人組と新婚夫婦。

それから、中国語を話す超ラブラブ中年カップル(ずっと自撮り棒で自撮りしてた)、タイのゲイカップル、一人旅のジャーマン、70代と80代のオーストラリア夫婦と国際色豊かだった。

台湾人のガイドさんは3ヶ国語を駆使し案内してくれたが日本語が結構怪しくて、

半分くらい「きっとこういう事を言ってるのかな?」と推理しながら聞いていた。

いやしかし、言葉の切り替えは頭を使うだろうし、

色んなタイプの人達を時間を気にしながらまとめ上げるのは大変だ。

精神的疲労が半端ないだろう。感謝。

 

そして私は高鐵嘉義駅で下車。

殆どの方は台中まで乗るらしい。

後1時間半くらいか。

がんばれ!

 

 

高鐵嘉義駅の月台
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まだ新しいので広くて綺麗な駅だった。

次の便まで40分くらい暇だったのでスタバで時間潰し。

 

そして乗車券を購入。

一駅先の雲林までだから指定席なんて頼んでないのに、

勝手に指定席(有料)付けられてた…。

 

 

 

雲林から斗六へはバス。

降りる時にお金を払おうとしたら、

新幹線に乗った人はタダだよと運転手さんが教えてくれた。

それは嬉しい制度。

そしてなにより教えてくれるなんて親切~。

 

 

 

滞在のホテル

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移動ばかりの一日でかなりへとへと。

ホテルに戻ったのは20時半を過ぎてたと思うけど、

夜遅くまでやってるカフェに意地で行こうとしたがどうやら臨時休業のようであえなく断念。

いや、これは大人しくさっさと寝ろという事か。

 

滞在しているホテルに戻り、

最上階のバーで一杯する事にした。

諦めの悪い私。

 

高粱酒と苺のカクテル

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220元と日本並みの値段。

店員さんは若い女性2人で、

この辺じゃ見かけないようなお洒落な人達だった。

漫画NANAのナナのようなロックぽいクール系と、

金髪ベリーショートにボーイズライクな服装の可愛い子。

金髪ちゃんがシェイカーを振って作ってくれたんだけど、

ドアでもノックしてるの?な感じのめちゃめちゃ可愛い振り方で笑いそうになった。

台湾珈琲巡り〜3日目・続古坑

コーヒーは売ってはいるものの、

国産じゃなさそうな代物もあり入って見てみたいと思えるお店があまりなくウロウロしていた。

(ブラジルやら外国産のコーヒーも普通に売ってるのだ。

コーヒーの街のお土産屋さんなのに実に紛らわしい。) 

 

そんな中、商品のパッケージが他と違うお店が目に入り、

なんとなくそこに入った。

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天井が高く広々とした店内。

ショーケースとレジカウンター、

(ちょっとだけおかずが入ってるのが見えた)

4人掛けテーブルが4、

6人掛けテーブルが1。

商品のコーヒーは、インテリアかな?と思うほどさりげなく飾られていた。

値段もない。

いや、ほんとに商品なのか?

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この他にも食品が数種類。

 

テラス席

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商品を見ていたら、

お店のお姉さんがニコニコと話しかけてきた。

全く分からないのでsorry〜と流そうとしたら紙に何かを書き出した。

最初の一言は、

バスで来たの?

だったろうか。

 

まるでクイズのような筆談で、

私が一人で観光に来ている事、

台湾産のコーヒーが欲しい事などを話した。
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その一部。

最終的に、白紙に3枚、

私のメモ帳に3ページくらい使って筆談した。

途中Googleも少し使った。

 

おなかすいてる?何か食べる?と聞かれた。

帰りのバスが15分後だったけど、

その次の1時間15分後の便にすればいいかと考え、

ここでお昼をとることにした。

 

アイスコーヒー
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軽食…軽?
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この後更に煮物などが2,3品出て来た。

 

洛神花
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甘く歯応えのある…

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グアバ
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コーヒーチェリー
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新品を味見させてもらったので、

これ買いますと言ったら未開封の物をプレゼントしてくれた。

味は、とにかく甘い。

ほんのりコーヒーの風味もあったような、なかったような。

 

アイス
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近所のおばあちゃんがアイスを買いに来てて彼女と目が合ったのでなんとなく手持ちのお菓子を一つあげたら

「なんだ?日本人の女が私に何かをくれたぞ⁉なんだこれは⁉

なに、お菓子⁉私にお菓子をくれたのか!⁉

おい、アイス食べるか⁉どれがいい⁉これがいいか⁉」(意訳)と、おごってくれた。

口調が強くて怒ってるのかと思ったけどただの優しいおばあちゃんだった。

 

 

ここで買った(貰った)お土産

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豆1袋、

ドリップパック5個入←買うつもりがプレゼントされた、

生豆←農家から直に購入、

ドライパイナップル←くれた、

コーヒーチェリー←くれた、

阿里山ティーバッグ←鷲掴みでくれた、

結局は買ったのは2つだけなのになんか盛り沢山。

 

しかも食事のお会計は200元。

コーヒーだけで150元のはずなのに。

安すぎる!と言うと、

声をかけたのは私だから。と。

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台湾バナナももらった。

その辺にも沢山おがってた。

 

メニュー

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「きれいな夜景が見られるところがあるの!お店が終わったら見に行かない?」

「友人と夕食を食べるから、あなたも来る?」

押しに弱い私は二つ返事で彼女のお誘いを全て受けた。


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待ってる間、洛神花の種取りを手伝った。

 

彼女のお宅の水道管が壊れたそうで、

業者なのか旦那さんなのか若い男の人が出入りしていたのだけど、

彼が日ハムの中田翔そっくりで2人に写真を見せたら笑ってた。

 

 

 

店を閉め彼女の車に乗り込んで、ふと気が付いた。

知らない土地、しかも外国(それも山)で知らない外国人の車に乗って大丈夫なのだろうか。

もしパスポートや財布を取られてその辺に捨てられてもこれは文句言えないな…

 

気付くのが遅いわ!と言われそうだけど、

お姉さんが良い人にしか見えなくて疑う余地が全くなかったのだ。

 

 

 

お姉さん。

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まずは農家のお宅に寄って生豆をゲット!!

いやったぁー!

 

 

 

斗六の夜景
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降りて写真撮りなよ!と言われたけど、

そのまま置いて行かれたら怖いので車内から撮影。

 

 

 

同じ道をぐるぐるしたりしてたので、

土地勘のない私を騙してテキトーに走ってどこかに売り飛ばしにいくのか?とか物凄いドキドキしながら友人宅へ。

 

既に5,6人の年配の方達が集まっておりガレージで食事を楽しんでいた。

私もご飯をいただき、

他にもホールのパイナップルケーキやら、

乾杯しよう!と自家製のブランデーまで出してくれた。

 

樹葡萄

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この葡萄のブランデーだそうな。

幹に直接葡萄がなってる。

 

知ってる日本語を披露してくれたり、

(「あんた鬼や」どこで覚えたのw)

YouTubeで演歌をかけてくれたり。

メンバーの中にコーヒー農家さんがいてその人からドリップコーヒーをもらったのだが、

私が昼間に見た畑がその人の農園だと判明した。

 

あとは高粱酒も出されてちょっと飲んだけど、

酔った隙に強奪されるのではとヒヤヒヤして全く酔わなかった。

「この日本人、你好と謝謝しか言えないのよ」と言ってるのを私は聞き逃さなかったし。

 

多分20時半も過ぎたと思う。

そろそろ帰りたいと告げ、ホテルまで送ってもらう事に。

その道中、

「あなたの宿泊するホテル、部外者も入れる?

私のウチ水道管が壊れてお風呂に入れないからシャワー貸してもらえない?」と持ちかけられた。

(彼女の英語は単語を少し程度だしあとは中国語のはずだったけど、

何故か話が通じる不思議)

 

そして果物屋に寄り

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(八百屋じゃなくて果物屋!)

この果物は日本にある?これは?と聞かれ、

ないと答えた果物全部を買ってくれた。
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グアバと柑橘系の実は昼間にもらったやつ。

 

日本には持って帰れないよと言ったけど、

朝ごはんに食べて、と。

 

 

 

そしてホテルに到着、シャワーを貸した。

 

実は、こんな事もあろうかと日本のお菓子(六花亭石屋製菓)を持ってきており、

持ってきたほとんどを彼女にあげた。

(六花亭のポテチ、六花のつゆミニ缶、ありがたき哉、イチゴチョコ。

サイコロキャラメルの北海道地名版、JR駅名版…だったかな。

チップ代わりにと小さなお菓子を空港で買っていたのだ)

 

あ、いやいや「こんな事」というのは、

何か親切にしてもらったり、お世話になる事があったらという意味であって、

まさかここまでの事が起こるとはもちろん予想だにしていない。

 

シャワーから上がってきたお姉さんが今度は

「私の息子が今オーストラリアにいるの!

英語ができるから、あなた喋って!」

そう言って電話をかけ、受話器を渡されて困った。

というか、向こうも困ってる様子だったw

電波越しにお互い「あなた誰…?」な空気が伝わったw

 

明日私は阿里山へ行く予定で、明後日の午前中には台北へ戻ると話すと、

「それじゃあ明後日の早朝、市場に行きましょう!」と提案された。

なんて優しいの。

地元のお店は本当にとっっっても興味はあるのだけど時間的に厳しそうだったので翌日お断りのメールをした。

 

そんな感じで、とっても濃い一日が更けていった。

台湾珈琲巡り〜3日目・いざ古坑

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ホテルに荷物を預け、

いよいよコーヒー農園のある華山へ向かう。

車がないので田舎や山に行くのは半ば無理かと思っていたが、

斗六駅から斗六古坑線というバスが出ているのをネットで見つけた。

(台灣好行というバス会社で運行)

本当ネットってありがたい。

 

 

 

ラッピングバスなので景色が…

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約30分で到着。

始発から10人くらいが乗っていたけれど、

終点で降りたのは私一人だった。

 

お土産用のコーヒーを売っているお店やカフェが点在していたが、

街を歩いている人はほとんどいないし、

店も営業しているのか休みなのかわからないくらい静かだった。

 

駐車場にコーヒーが天日干しされていた。
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この辺にあるらしい、ネットで見かけた"映え"なスポットを探しに。
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所々で手のひら大の蜘蛛が道を塞ぐように巣を作っていて、

虫が大嫌いな私は恐怖で心が折れそうになった。

 

それと、私は呑気なくせに変なところで怖がりで、

進む内にクマでも出やしないかヒヤヒヤして、

自分の持っているペットボトルの水がチャポチャポと揺れる度にビクッとしたりした。

 

小天梯
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結構細めの吊り橋。

目的の"映え"スポットはこの先か?と、

高所恐怖症なのに頑張って爪先立ちで渡った。

(軽やかさをイメージすると体重がかからない気がして。無駄だけど。)

息が止まるかと思ったし、

泣きそうになった。

 

が、渡りきって気が付いた。

ここではないようだ。

 

そ、そんな…

もうやだ、誰か代わりに渡って!とヒステリーを起こしながら戻った。

 

さて、私の求めている"映え"は一体どこだろう…

もしやと思い、小天梯の側にある急勾配の階段を恐る恐る登った。

身体を前のめりにして歩かないと後ろにひっくり返ってしまいそうで、

まさしく「登る」という感じがぴったりな階段だった。

それは私にはとても恐ろしく何度も途中で引き返そうと思ったが、

諦めてもどうせここを降りなければいけないし、

降りるのだってとてつもなく怖そうだし。

それなら登りきってから降りよう。と頑張った。

 

情人橋
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見、見えた…!
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分かる?

分かります??

縄です。

雑技団の稽古場ですか?

こんな橋渡る人がいるのだろうか… 

怖がりのくせに怖いもの見たさでこんなところまで来てしまった。

 

橋を背景に滅多に撮らない自撮りをし、

さて帰ろうと振り向くと、三度笠を被った男性が渡ってきた。

私は厚かましくも彼に写真を一枚撮ってもらい引き返そうとしたら

「渡らないの?あっちの方がいい景色だよ」と勧められた。

後から奥さんも橋の向こうからやってきて動画まで見せてくれた。

更に母親と息子っぽい二人もひょいひょいと渡ってきた。

 

ややしばらく押し問答したが、

ついに奥さんが

「私がフォローするから一緒に渡ろう!」とのたまった。

そして後ろ向きのまま歩き出した。

「下は見ないで。私の頭だけを見て!」

分かっていても、足元を見ないと踏み外しては危険だ。

(落下はしないだろうけど股間を打つかもしれない)

一歩進む度に叫びながらなんとか渡り切った。

ちょっと達成感。

追って三度笠の男性が1分もかからずこちらへ来た。

そしてご夫婦とこのまま街へ下山する事になった。 

 

一人ではぜっっったい渡ることはなかったから、

このご夫婦に感謝だ。

しかもきっと、本来は私が来た道を行くはずだったに違いない。

橋のふもとに上着と杖を置いていたのだから。

それなのに、怖がる私の為に一緒にもう一度橋を渡り、回り道をしてくれた…

台湾の人ってなんて優しいんだ。

(ちなみにこの文章に出てくるセリフはほぼ私の想像である。

実際は英語と中国語だったけど、本当にこういう意味のことを言っていたかは不明)

 

階段からの眺め

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階段が急で、後ろ向きじゃないと降りられなかったかも。

奥には、先ほどの小天梯。

 

ご夫婦

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檳榔(ビンロウ/ビンラン)
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南国感あふれる(気がする)。

 

左が茶畑
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コーヒー畑
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こ、これなの!これを見に日本から私は来たの!!

と拙い英語で言ってみた。

言葉自体は下手過ぎて意味不明だったろうけど、私の興奮具合でたぶん伝わったと思う。
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こういうルート。片道2km弱。

 

外灯にソーラーパネルが付いている。
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到着~。

ここでご夫婦とお別れ。

ありがとうございました。


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自撮り。

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あとで写真を見返したら、

一番いいところに三度笠のおじさんが写っていた…

台湾珈琲巡り〜3日目・朝食と移動、斗六へ

またまた、朝食を食べるため5時半起床。

昨日と同じお店へ。

 

肉包と鹹豆漿

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 やっぱり肉まん美味しい~!

今までコンビニの肉まんくらいしか食べたことがないので比較がおかしいけど、本当に感動。

皮がふわふわのふわふわで、あれ?噛んでる?と思うほど。

薬品?イースト?のような変なにおいもない。

包を作ってるおじいちゃんやホールの人に、日本から持ってきた白い恋人をお礼代わりに一個ずつあげた。 

 

 

 

古い建物大好き
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ちょっと寄り道。

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咖啡牛奶を筆談で注文。

コーヒーはコカコーラのペットボトルから注いでいた。
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昔ながらなお店でもシーラー機があるのかぁ!


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近寄ってきた猫様。

 

 

 

台北駅から新幹線に乗りまずは台中へ。

MRTは飲食禁止だけど、新幹線はOKなのね。

 

そして台中駅と連絡通路で繋がっている新烏日駅へ向かう。

ここから一気にローカル感が。

まず、券売機での切符の買い方がわからない。

タッチパネルではない旧式の台が置かれてたのだけど、

枚数を選ぶボタンは分かったけども電車の種類?や大人子供?のボタンがさっぱり。

料金表なのか時刻表なのか謎の表も理解出来ない。

しばらくして、窓口で買えばいい事に気が付き事なきを得たが、焦った。

 

今日も青空。嬉しい。
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プラットフォームが「月台」って、

なんだか宇宙にでも行くみたいな気分になる。

 

途中の駅。
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木造の風車とちょい昔の建物と近代的なビルの組み合わせ。

 

 

 

斗六駅前のロータリー
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駅〜このロータリーは歩いて2,3分なのだけど、

その間の歩道にゴキブリの死骸が30㎝くらいの間隔でびっしり落ちていて(死にかけでウゴウゴしてるのもいたし、生きてるのもいた)、

一歩間違えれば踏むし、

スーツケースを持ってるから絶対轢く。

その前に私は虫が大嫌いなので1mも歩かない内にギブアップして車道を歩いたけど、

それでも生きてるのが飛び出してくるのでお化け屋敷より怖かった。

 

あれはなんだったのだろう。

街自体も臭かったし、斗六とはそういう街なのか…?

でも、翌日以降は殆ど見かけなかったので、たまたまだったのかもしれないし、

そうでないかもしれない。

 

 

 

追記:

普通に「ゴキブリ」って書いてるけど、

私がこれまでの人生で見たゴキブリはチャバネだけで、

ここ斗六でひっくり返ってるゴキブリを見たときは最初、

セミかな?と思った。

台湾珈琲巡り〜2日目・夜市とバー

寧夏夜市に行くというので、

一旦私の宿泊している台北駅で下車して、

大量に買ったお土産を宿に置いてから向かった。

実は彼、最初のお茶屋さんで私が買ったお土産をずっと自分のリュックに入れて持っていてくれていたのだ。

紳士。

 

そういえば、途中の乗換駅で彼の知り合いに出会った。

たまたま台湾に来ていたというドイツ人。

まさかこんな所で会うとは!と、彼はこの日一番のテンションだった。

途中の駅までしばしお喋りを楽しんだ。

台湾は食べ物が美味しくて○kgも増えてしまったから自転車通勤をしているとか、

ドイツ人は30日間の休暇中だけどあなた(私)はそんなに休みは取れないんだよねwとか。

ドイツ人の「ここは台湾なのに誰一人として台湾人がいないね」という言葉に、私もそうだと笑った。

 

 

 

寧夏夜市

広い道路の半分に、とてもきれいに屋台が並んでいるという印象。

ゲームブース、フリマ(?)ブース、飲食ブース、とカテゴリー別になっている。

左右にびっしりと屋台があるが道幅が少し狭いため、

行列のできるお店はバックヤードにお客を並ばせているところもあった。

(わかってはいるけど、飲み物が衣装ケースに入っているのを見たりすると、あ…と思ってしまう)

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焼く前の串。

氷を敷いているのは腐らないようになのかな。


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ピザ?

好みのフレーバーの粉をかけるのだけど、

疲れていたからかついニンニク味にした。



今回一番気になったやつ。

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ウズラの卵を揚げたやつ。

揚げるとこんな形になるのね!

パッと見たこ焼きに見えるのでそのつもりで食べると拍子抜けする。

これ自体には味がない(ただの卵)のだ。
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くしに刺してもらって自分で味付けするパターンと、

チーズをのせてオーブンで焼いてもらうパターンがあるようだ。


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家でおつまみとして作ってもよさそう~


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気になってた愛玉を。
彼は「ただのゼリーだよ?」といった反応だった。

 

 

 

夜市を抜けると一気に静かな夜。
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急に怖さが出てきた。

悪い人が現れたら、とか、

彼が実は悪い人だったら、とか。

そんなことがあったとしても自業自得だけど。

 

 

 

碧耳貓 Beer Cat
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そんな心配はもちろん無用だった。

ビールでも飲もうか。とクラフトビールのお店に。

 

「疲れた顔をしてる」と言われてしまった。

確かに、一日中歩きとおしたし、

なんたって絶賛寝不足だし(1時間も寝てない)。

「顔は疲れてるかもしれないけど、気持ちはとっても楽しんでるよ!」とちゃんと伝えた。

 

日本人は、中国と近いのにどうして中国語を習わないの?

という質問には、確かにと思った。

 

彼はまだ北海道へ行った事はないそうで、

来年のさっぽろ雪まつりの時期に行こうと考えていると言っていたので、

北海道の地図を見せて台湾と大きさを比べようとしたら、

ロシア(サハリン)が北海道のかなり近くにあることに驚いていた。

 

ついでに、2年前に北朝鮮が北海道付近にミサイルを発射した事も教えてあげたら、ほんとに?と言われた。

うん、本当なんだろうかね。


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最初はちょっとクールな店員さんだなと思ったけど、

私が日本から来てる事と、

友人が地元でクラフトビールのバーをやっいてるからその子にもこのお店の事を教えたいから写真を撮ってもいいですか?と尋ねたら、

ニコニコと日本語を話してくれ、

その友人のインスタもその場でチェックしてくれた。


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もう一匹、猫。

 

 

 

 

21時前に中山駅で別れ、宿へ。
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私がまっすぐ帰るはずもなく。

コンビニでビールを。

ほんとは普段ビールは飲まない…というか最近まで飲めなかった(苦くて)けど、

クラフトビールを飲む機会が増えて、ビールにもいろんな味がある事がわかったのでちょっと挑戦してみた。

台湾ビール以外もあったのでそれを。

それと、お洒落なボトルのミネラルウォーター。

 

あ、これは洗濯~乾燥までの時間つぶしですから!

この日の出費や旅の記録も付けたし明日の予定も検討したし!

深酒はせず、この1本で就寝。

台湾咖啡巡り〜2日目・猫空再び

お腹がはち切れる寸前まで食べた後、

「マンゴーかき氷と猫空、どっちにする?」と聞かれ

「猫空!」と即答。

 

と言いつつも、その猫空ロープウェイは去年友達に連れてってもらったから実はあまり乗り気ではなかった。

しかもこのロープウェイは全長約4㎞、所要時間が2、30分と長く、言葉の通じない人とその間密室とか難易度が高過ぎる。

でもせっかくの提案だし。

友達とは、終着駅到着直後にタクシーに乗ったので終着駅周辺の観光はした事なかったし。

もうお腹いっぱいだし。

そんな背景がありつつ猫空へ。 

 

日曜、快晴、と素晴らしい天候だったため、

ロープウェイは大人気で長蛇の列。

30〜60分待ちだったかな。

 

 

 

猫空茶屋

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ロープウェイ乗り場まであと少しの所で、

ネットで目をつけていた可愛い缶に入ったお茶を発見。

これこそ観光客向けだろうけど、

可愛いので良し。

ぽいぽい買うので彼はまた引いてた。

こんなに買ってどうするの?みたいな。

いや、人にあげるのが好きなんだよ〜。

 

 

 

行きのロープウェイ

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相席の6人乗りで、

アメリカ人ぽい女性1人、台湾人ぽい老夫婦2組と私達で乗車。

1人のお婆さんが、私が日本人だと気付いて声をかけてくれた。

それからその2組が記念写真を撮り始めたので、

私が4人揃っての写真を撮ってあげた。

すると最初のお婆さんが、私も撮ってあげる、

と彼とのツーショットを撮ってくれた。

背景が良くなかったのか、そのあとも数回、

また撮らせて!と名乗り出ては撮ってくれた。

上の写真は、大分厳選してこの枚数…笑

そしてロープウェイを降りてからも2回撮ってくれた。

後に彼にこの内の4枚を送ったら、

「Some nice pictures there from "our photographer" 😅」とコメント笑笑

 

 

 

その辺のカフェ
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お茶屋に来たのに、暑すぎて金柑レモンを頼む私。

かなり実家感溢れるお店で、

ここが日本だったらほぼ入らないであろう感じだった。

 

ロープウェイは凄い人だかりだったのに、

終着駅から少し歩くと人はまばらになり、

静かにお散歩を楽しめた。

建物や車が少なく、山あいの田舎町。

こういう雰囲気をrasticというそうだ。

素朴。

新しく英単語を一つ覚えた!

 

その他にこの時教えてもらった単語

熱い super-hot

  ↑       hot

           warm

  ↓       cool

寒い    cold

super-coldがないのはここが台湾だからかな。

 

彼は今中国語を勉強中で、

話すのは少しできるけど書くのは難しいと言っていた。

日本人も日本の漢字を10年以上かけて学ぶんだから、

大人になってから一から漢字を学ぶのは相当大変だろうなぁ。

 

また、私の名前の漢字を見せたら

(最初は、これ読める?とだけ言って見せたら名前だと分からず頑張って読もうとしてた笑)

名前の長さに驚いていた。

(私の名前は漢字4文字。苗字だけで4文字の人もいるし、そしたらもっと驚いてだろうな。でもよく思い出したら、中国人だって名前が4文字の人、いるよね?)

で、私は自分の名前を色々な国の人に、

その国の言葉で発音してもらったり文字で書いてもらって記録しているのだけど、

彼が私の名前を、そこに英語で書き足してくれた。

これまで名詞やら形容詞やらをよく理解してなかったので、

正しい英語表記が分かって良かった。

 

あと、彼は漢字の名前も持っていてそれを教えてもらった。

ファーストネームは彼の職業をイメージした漢字(音は無視)。

苗字は、発音が似てる中国語を当てているのだけど、

それが"黒"で、

私は"白"だからwhite and blackだね!

なんて話をした。

 

 

 

帰りのロープウェイ

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帰りもまたロープウェイだというので飽きたと思っていたが、

丁度日の入りのタイミングで、

結果素晴らしい時間を過ごす事が出来た。

すれ違うロープウェイの乗客が皆一様に写真を撮っていた。

台湾珈琲巡り〜2日目・ザ台湾グルメ

11時。

知人に会うべく東門へ。

この人と過ごした一日は多分ずっと忘れない。

 

今年6月に東京で再会したベトナム人(東京在住)が連れてきたアメリカ人の友人。

彼は日本語が話せない。

私は英語が話せない(書くのは少しできる…かも)。

ベトナム人に通訳してもらいつつ遊んだけど、

その時はあまり絡む事はなく帰り際に連絡先を交換して別れた。

それが、たまたま私が台湾に行く一週間前に彼から連絡があり、

今台湾で仕事をしていると。

それなら一緒に遊ぼう、となった。

名前しか知らないガイジンさんと海外で会うなんて、

友人も少なく人付き合いがほとんどない私にとって驚くべき出来事なのだ。

 

how are you?もまともに言えない私。

再会時の第一声は彼の名前を呼んだだけ。

彼からは元気だった?日本はどう?みたいな事を聞かれてもモニョモニョしてしまうというtoo badな出だしだったけど、

まぁとりあえずランチの前に街をぶらぶら。

後になって判ったのだがそこは永康街だった。

チェーン店と観光客向けのお土産屋が並ぶ通りだった。

 

 

 

タピオカ

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飲む気はなかったが、変わり種を見つけてついつい。

cocoってタピオカ屋だったのか。

てっきりカレー屋かと思ってた。

(それはCoCo壱番屋)

それにしてもサイズがでかすぎる…

氷がほぼないので、本当に量が多い。

 

 

 

台灣有機茶推廣中心

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お茶に興味があると言っていた私のために、

オーガニックのお茶屋を調べていてくれた。

紳士。

これしか買ってないのに、彼は引き気味だった。

まぁ、日本円と勘違いして一瞬安く感じたけど、

まぁまぁなお値段したからね…。

 

 

 

鼎泰豊 信義本店

台灣の有名レストランだよ、と案内してくれたお店でランチ。

超人気店のようで、店の前はごった返した人だかり(列は作ってない)。

予め予約をしておいてくれ、30分だか90分待ちと言われた。

それで先に永康街を散策したのだけど、

たいして時間が経たぬままレストランへ戻り待ち時間の確認をしたらすぐに案内してもらえた。

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途中から写真を撮るのを忘れたのでここまで。

 

前もって注文票をもらって記入していたのでオーダーはスムーズ。

これは食べる?

あれは食べる?といろいろ聞かれてそれらのほとんどを注文し、

案の定二人ともお腹がはちきれそうに。

 

店員さんは二か国語以上話せる方も多く(胸に国旗のバッヂを付けている)、

皆テキパキしているし、

味だけでなく接客も素晴らしいレストランだった。

普段私は観光客向けや人気店を避けているけれど、

こちらは本当良かった。

 

一人じゃ沢山の種類を頼めないし、

来れて良かった。

あと、台湾のレストランではセルフのお茶(ぬるめ)が置いてあることが多いなと思い、

「これは多分台湾の特徴かも。

日本は沢山の氷と冷たい水だよ」と言うと

「え、冬でも?」と。

確かに。