阿里山日帰りツアーに参加するため、
朝9時に嘉義駅に降り立った。
嘉義駅
近くのセブンで時間つぶし
あ、このチーズ三種のサンドイッチ食べてみたい…
出発10分前になり改めて集合場所を確認すると、
「嘉義駅」(電車)ではなく「高鐵嘉義駅」(新幹線)であることが発覚。
どうしよう、とりあえずタクシーに飛び乗る。
絶対2,30分はかかるだろう…。
運ちゃんにケータイの地図を見せたが、老眼らしく自分のケータイで写真を撮って拡大していた。
そして出発したものの実は運ちゃん目的地がわかってなかったようで、
通りすがりの日本語のできる女性に助けを頼んでいた。
なんとか高鐵嘉義へと向かいつつ私は添乗員さんに電話をかけた。
幸い日本語が話せる方で、事情を説明し、
そのあと運ちゃんに電話を代わり添乗員さんと打ち合わせをし、
無事途中で合流する事ができた。
初っ端からご迷惑おかけしました。
車で1時間半ほど登る。
急カーブを結構なスピードで走るので、遠心力に負けて吹っ飛ぶんじゃないかと怖かった。
阿里山駅に到着。
標高は2,000mを超える。
レストランで食事。
肉形石の様な角煮。
魚、肉、野菜、お茶の出汁の鍋。
団体行動が苦手な私がツアーに申し込んだのはこうしてみんなで料理をつつきたかったから。
こんなに沢山の料理、1人じゃ食べることが出来ないからね。
食後、阿里山を周遊しているマイクロバスに乗り換え5〜10分の移動。
近くの神社
装飾が細かくて目が回りそうだった。
樹海のような散策路
猫が木の下で寝ていた。
ご神木の前で同じく日本から来た2人組と記念撮影
台湾人の添乗員さん「日本式の万歳で撮りましょう!」
私日本人だけど万歳で写真なんて初めて撮ったよ。
神木駅
乗るのは一駅だけ。
阿里山駅
向こうに雲海
到着して10分でバスで下山。
帰りはみんなヘトヘトで寝ている人が多かった。
午後は雲海が見られる時間帯らしく途中道が濃い霧で視界不良なのに全然速度を落とさないし、
前方の車と車間距離が近過ぎるし、スリリング過ぎて私は寝られなかった。
行きで休憩をした場所のお土産屋でお茶かコーヒーを一杯試飲出来るとのことで私はお茶を。
もちろん阿里山茶だ。
おいしくいただいた。
お土産に一缶購入したが、日本円にしても結構なお値段(観光価格?)だった。
因みにコーヒーは、台湾産ではなくふつーのコーヒーだったらしい。
今回のツアー参加者は、
日本人が私の他に、関東の中年女性2人組と新婚夫婦。
それから、中国語を話す超ラブラブ中年カップル(ずっと自撮り棒で自撮りしてた)、タイのゲイカップル、一人旅のジャーマン、70代と80代のオーストラリア夫婦と国際色豊かだった。
台湾人のガイドさんは3ヶ国語を駆使し案内してくれたが日本語が結構怪しくて、
半分くらい「きっとこういう事を言ってるのかな?」と推理しながら聞いていた。
いやしかし、言葉の切り替えは頭を使うだろうし、
色んなタイプの人達を時間を気にしながらまとめ上げるのは大変だ。
精神的疲労が半端ないだろう。感謝。
そして私は高鐵嘉義駅で下車。
殆どの方は台中まで乗るらしい。
後1時間半くらいか。
がんばれ!
高鐵嘉義駅の月台
まだ新しいので広くて綺麗な駅だった。
次の便まで40分くらい暇だったのでスタバで時間潰し。
そして乗車券を購入。
一駅先の雲林までだから指定席なんて頼んでないのに、
勝手に指定席(有料)付けられてた…。
雲林から斗六へはバス。
降りる時にお金を払おうとしたら、
新幹線に乗った人はタダだよと運転手さんが教えてくれた。
それは嬉しい制度。
そしてなにより教えてくれるなんて親切~。
滞在のホテル
移動ばかりの一日でかなりへとへと。
ホテルに戻ったのは20時半を過ぎてたと思うけど、
夜遅くまでやってるカフェに意地で行こうとしたがどうやら臨時休業のようであえなく断念。
いや、これは大人しくさっさと寝ろという事か。
滞在しているホテルに戻り、
最上階のバーで一杯する事にした。
諦めの悪い私。
高粱酒と苺のカクテル
220元と日本並みの値段。
店員さんは若い女性2人で、
この辺じゃ見かけないようなお洒落な人達だった。
漫画NANAのナナのようなロックぽいクール系と、
金髪ベリーショートにボーイズライクな服装の可愛い子。
金髪ちゃんがシェイカーを振って作ってくれたんだけど、
ドアでもノックしてるの?な感じのめちゃめちゃ可愛い振り方で笑いそうになった。